こんにちは!あくびです。
新元号が発表され、つぎは紙幣まで新しくなることがわかりました!
新紙幣について、いろいろと話題になっていますね。
そこで
- 新紙幣発行の理由や目的
- 新紙幣のイメージ画像や肖像画人物
- 新紙幣と旧紙幣の交換
- 新紙幣発行による株価や経済への影響
- 新紙幣の2千円が見送られた理由
について調べてみました。少しでもお役に立てたら嬉しいです。
新紙幣発行の理由や目的は?いつから使えるの?
新紙幣はなぜ発行されるのでしょうか?
新紙幣発行にはどんな目的があるのでしょうか?
新紙幣を発行する理由は、偽造防止が主な目的です。
使い慣れた紙幣は愛着もあるし、ずっとそのままでもいいのにな~と思う人もいるかもしれませんが、時代の流れと共に技術も発展していきます。
紙幣を偽造して悪用されないように定期的に新しい紙幣へと変更することが必要となってくるのですね。
ちょっと悲しい現実でもありますね。
政府としては、新元号「令和」の制定からすぐに新紙幣刷新を公表することで、新時代の幕開け機運を高め、経済を盛り上げたいという狙いもあるようです。
新紙幣はいつから使えるの?
新紙幣は、2024年(令和6年)11月1日に発行される予定となっています。
今が2019年なので、5年先の新紙幣発行をもう公表する?という気もしますが、新元号「令和」に乗っかってどうにか経済を盛り上げたいという目的のあらわれなのかもしれませんね。
2024年には新紙幣が使えるようになるようです!
ちなみに今現在の紙幣は、2004年(平成16年)11月1日に発行されました。
新紙幣のイメージ画像公表!肖像画は誰でどんな人物?
新紙幣はどんなデザインのお札になるのでしょうか?
イメージ画像が公表されました。

1万円札 表:渋沢栄一 裏:東京駅丸の内駅舎
5千円札 表:津田梅子 裏:藤の花
千円札 表: 北里柴三郎 裏:富嶽三十六景「神奈川沖浪裏」
新紙幣の肖像は、1万円が渋沢栄一さん、5千円が津田梅子さん、千円が北里柴三郎さんになります。
肖像画になる人とは、いったいどんな人物なのでしょうか?
渋沢栄一(新紙幣1万円札の肖像画)
渋沢栄一さんは、資本主義の父と呼ばれている人で、第一国立銀行や東京証券取引所、一橋大学など、企業、学校の設立・経営に関わった優秀な経営者です。
経済活動だけではなく、平和にも尽力して、ノーベル平和賞の候補に2回も選ばれています。
津田梅子(新紙幣5千円札の肖像画)
津田梅子さんは、現在の津田塾大学である女子英学塾を開きました。
女子教育向上に力を注ぎ、日本における女子教育の先駆者と評価されている人物です。
北里柴三郎(新紙幣千円札の肖像画)
北里柴三郎さんは、日本の細菌学の父として知られています。
ペスト菌の発見や破傷風の治療法を開発するなど感染症医学の発展に貢献され、
世界の医師・研究者からもその業績が高く評価される医学者です。
新紙幣と旧紙幣は交換できるの?旧紙幣はいつまで使える?
新紙幣が発行されると、今現在の紙幣は旧紙幣になりますね。
2024年(令和6年)以降、今使っている紙幣はいつまで使えるのでしょうか?
また、新紙幣との交換はできるのでしょうか?
1986年(昭和61年)1月4日発行停止となった聖徳太子の1万円札は、現在まだ使うことができるようです。
聖徳太子の1万円を知らない子供はビックリするかもしれませんね!
おそらく、2014年以降も現在使っている紙幣の価値は変わらずに使えると考えられます。
新紙幣と旧紙幣は交換できる?
2024年の刷新後は、これまで使っていた紙幣が使えなくなると思ってしまう人もいるかもしれませんね。
自動販売機や両替機など業者の対応も大変になると思われます。
旧紙幣を新紙幣に交換したい場合は、銀行の窓口で交換してもらうと良いでしょう。
詳しい情報などの発表があったら、追記したいと思います。
新紙幣発行による株価や経済への影響は?
4月1日の新元号の発表は、株価にも大きな影響を与えました。
お祝いムードの中、日経平均株価はどんどん上がり「令和」にちなんだ個別銘柄が大人気となっています。
新紙幣の発行は、経済に直接関わるお金のリニューアルなので、株価や経済にも影響が出るのは当然考えられますよね。
お金が変わると、レジやATM、自動販売機や両替機などの紙幣を扱う機械を新しくしたり、さまざまな変更が必要となってきます。
機械やシステム管理関係の会社に注目が集まるかもしれません。
確か、現在の500円玉が自動販売機で使えなかった時もありましたよね!
また、新紙幣に印刷される肖像人物についての伝記本や小説が人気になり、出身地にちなんだ観光産業などにも大きな影響が出ると思われます。
新紙幣の2千円札が見送られた理由とは?
2千円札は沖縄サミット開催を記念して、今から19年前の2000年7月19日に発行されました。

2千円札は、2000年に発行したものの思うように流通しませんでした。
2千円という単位が使いにくかったり、自動販売機で使えなかったりしたため、現在は2千円札の備蓄が日銀に貯まっている状況です。
他の紙幣は毎年作り続けているのに対して、2千円札は現在、新しく印刷していません。
新しいデザインにすると、備蓄のお金が無駄になってしまうため、刷新は見送ることになったようです。
あまり流通しなかった2千円札が日銀にいっぱい貯まっているというのが、刷新しない理由といわれています。
なんだかもったいない話だなあと思ってしまうのは私だけでしょうか。
2千円札の価値が上がるって本当?
2千円札は価値が上がるからを持っておくといいよ!という噂があるそうですが、本当なのでしょうか?
最近の紙幣は、よほどのエラーなどがない限り未開封の束でも大してプレミア付きません。保管湿度・温度にも充分気を配る必要もあります。
夏目漱石の1000円札は、まれにはなりましたがお釣りに混じっていることがあります。
2千円札は銀行で両替可能だし、沖縄では比較的流通しているので、すぐに価値が上がることはないでしょう。
まとめ
今回は、新紙幣発行に関する情報をまとめてみました。
新紙幣に変更する理由や目的は、偽造防止のためです。
約20年のサイクルで新紙幣が発行されているようです。
新紙幣は、2024年(令和6年)11月1日に発行される予定となっています。
新紙幣の肖像画は、新1万円札は渋沢栄一さん、新5千円札は津田梅子さん、新千円札は北里柴三郎さんです。
紙幣の肖像画になるというだけあって、それぞれ素晴らしい実績がある人物です。
新紙幣の発行は、あまり知らなかった偉人を知ることができる機会にもなりますね!
新紙幣の発行により株価や経済に大きな影響を与えると考えられます。
自動販売機や両替機などの機械や各種システム変更に携わる会社が注目されるかもしれません。
新紙幣の肖像画人物に関する書籍や出身地の観光産業にも大きな影響が出そうですね。
2千円札が新紙幣に変わらないのは、 あまり流通しなかったために2千円札が日銀にいっぱい貯まっているからという理由のようです。
2千円札の価値もすぐに上がることはないと考えられます。
新紙幣の発行は2024年予定ですが、話題は尽きないようですね!