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大村智のノーベル賞受賞の理由は?功績(業績)と出身高校・大学や経歴も気になる!

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オーストラリアの大学が「イベルメクチン」という薬が新型コロナウイルスの抑制に効果があったと発表されました。

「イベルメクチン」の開発者は、なんと日本人!!!

その名誉ある日本人とは、2015年にノーベル医学生理学賞を受賞した大村智(北里大学特別栄誉教授)です。

イベルメクチンってどんな薬?

大村智教授ってどんな人?

などいろいろと知りたいことが出てきます。

そこで、今回は

  • 大村智のプロフィール
  • 大村智の経歴
  • 大村智の学歴
  • 大村智の功績・業績
  • 大村智のノーベル賞受賞理由
  • 大村智の開発した薬「イベルメクチン」

について調べてみました。

大村智(おおむら さとし)のプロフィールと経歴は?出身高校や大学も気になる!

大村智教授とは、いったいどんな人物なのでしょうか。

名前 大村 智(おおむら さとし)
生年月日 1935年7月12日
年齢 84歳(2020年4月現在)
出身 日本山梨県韮崎市
職業 天然物有機化学者
北里大学特別栄誉教授
薬学博士(1968年東京大学)
理学博士(1970年東京理科大学)

大村智(おおむら さとし)さんは、南アルプスを望む山梨県韮崎市で農家の5人兄弟の長男として生まれました。

大村智さんの出身高校は、山梨県立韮崎高等学校です。

高校時代までは父を手伝ってよく働き、スキーのクロスカントリーなどのスポーツにも打ち込んで勉強はほとんどしていなかったそうです。

大村智さんの出身大学は2つあります!

山梨大学学芸学部と東京理科大学大学院理学研究科です。

大村智さんは山梨大学で有機化学と出会いました。

しかし、当時の大村智さんは研究者になるつもりはなく、卒業後は都立高校の夜間部の教師になりました。

夜間部の高校教師として力不足を感じたことが大村智さんの転機となります。

大村智さんは「もっと勉強が必要だ!」と痛感し、東京教育大学(現筑波大学)の研修生になりました。

そこから研究への熱が入り始めます。

教師をしながら、東京理科大学大学院修士課程に入学。

修士号を取り、山梨大工学部の助手になりました。

そこで大村智さんが魅せられたのが微生物の研究です!

1965年には、感染症の研究で有名な北里研究所に移り、さらに研究を深めるために留学を決意します。

米ウェスリアン大学のティシュラー博士の研究室に客員教授として就き、微生物の探索を始めました。




大村智のノーベル賞受賞理由は?功績(業績)も気になる!

大村智さんがノーベル賞を受賞した理由と功績(業績)についても気になります。

大村智さんは、研究室の研究者達と製薬企業が注目していない動物用抗生物質の探索研究に取り組みました。

研究者達と各地の土を持ち帰り、分離した微生物を培養し、分析する日々という地道な努力の日々...。

大村智さんは、米製薬大手メルク社と共同で1974年に伊豆の土壌から分離した放線菌が生産する化学物質「エバーメクチン」を発見します。

そして、この物質「エバーメクチン」が動物の寄生虫を減らすことが明らかになりました。

その後、メルク社が家畜の寄生虫駆逐剤として改良し実用化した薬が「イベルメクチン」です。

そして、「イベルメクチン」を無償提供してアフリカの子供達を何億人と救いました。

無償提供できたのは、1人でも多くの人々を救うために大村智さんが薬の特許を放棄したからです。

素晴らしい人ですね!

これらの功績が認められてノーベル賞に繋がったようです。

これまで研究対象として注目されなかった動物薬に目をつけ、人間用の薬へと発展させたのは、まさに大村智さんの「独自性」でした。

「とにかく人のためになることを考えなさい。」

おばあさんから言われ続けていた言葉の教えと人の役に立ちたい!という強い想いが大村智さんの研究を支えたようです。

大村智は「イベルメクチン」を開発!コロナウイルスとの関係は?

オーストラリア南東部メルボルンのモナッシュ大学の実験結果によると、アタマジラミ症などの寄生虫感染症の治療薬「イベルメクチン」が新型コロナウイルスの抑制に効果があったと発表しました。

新型コロナウイルスの治療薬として期待される「イベルメクチン」とは、どんな薬なのでしょうか?

イベルメクチンは、大村智さんが発見した放線菌から開発された感染症に効く薬です。

寄生虫による感染症の治療薬としてオーストラリアなどでは30年以上、年間3億人の治療に使われています。

イベルメクチンの効果は

  • 家畜の寄生虫
  • 犬のフィラリア
  • オンコセルカ症
  • リンパ系フィラリア症
  • 糞線虫症
  • 疥癬(かいせん)

などです。

オンコセルカ症は、悪化すると失明に至るアフリカや中南米などに蔓延していた感染症です。

リンパ系フィラリア症は、足が象のように腫れあがる感染症です。

オンコセルカ症撲滅作戦とリンパ系フィラリア症撲滅作戦に「イベルメクチン」が導入され、現在も年間2億人以上の人々をこれらの感染症から救っています。

沖縄や東南アジアなどで流行していた糞線虫症や、日本でも老人施設などで蔓延しているダニが原因の疥癬(かいせん)という皮膚感染症への効果も判明しています。

オーストラリアのモナッシュ大学では、今後、「イベルメクチン」の臨床試験を行い、できるだけ早期に新型コロナウイルスの治療薬として応用したいとしています。

新型コロナウイルスの治療薬として期待が持てそうですね!




まとめ

今回は、新型コロナウイルスの治療薬として期待が高まる「イベルメクチン」の開発者である大村智さんについて調べてみました。

大村智さんは2015年にノーベル医学生理学賞を受賞した北里大学特別栄誉教授です。

山梨県立韮崎高等学校から山梨大学学芸学部へ進学し、さらに東京理科大学大学院理学研究科を卒業しています。

大村智さんは、イベルメクチンの素と成る微生物を発見し、米国のメルク社とイベルメクチンを開発しました。

そして、「イベルメクチン」の特許を放棄し、無償提供することでアフリカの子供達を何億人と救っています。

これらの発明と開発が大村智さんをノーベル賞へと導きました。

イベルメクチンは、大村智さんが発見した放線菌から開発された感染症に効く薬です。

新型コロナウイルスの治療薬として期待が高まりますね!

1日も早く新型コロナウイルスの感染拡大がおさまることを願います。



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