こんにちは!あくびです。
先月引退を表明したマリナーズのイチローが、3度目となる国民栄誉賞の打診を辞退していたことが報じられました。
イチローが令和の国民栄誉賞第1号に決定した場合、歴史的な大ニュースとして話題になったでしょうね!
イチローが国民栄誉賞を辞退したのはなぜなのでしょうか?
「人生の幕を下ろしたときにいただけるよう励みます」とのコメントが代理人を通じて政府に寄せられたことは明らかにされていますが、現段階で3度目の固辞理由は明らかにされていません。
そこで、
- イチロー過去2度の国民栄誉賞の固辞理由
- イチロー3度目の国民栄誉賞辞退ネットの反応
- イチロー3度目の国民栄誉賞辞退の理由
- イチローの美学
- イチローの凄さ
について、調査してみました。
目次
イチロー3度目の国民栄誉賞を辞退!過去2度の固辞理由とは?
イチローが国民栄誉賞を辞退するのは、今回で3度目となります。
3度目の固辞理由はまだ明らかにされていませんが、過去2回の固辞理由とは何だったのでしょうか?
イチロー1度目の国民栄誉賞辞退は2001年です。
メジャーリーグで日本人選手史上初となる首位打者を獲得したことにより、小泉純一郎内閣から授与を打診されました。
イチロー1度目の固辞理由は、「まだ現役で発展途上の選手なので、もし賞をいただけるのなら現役を引退した時にいただきたい」でした。
発展途上という言葉から、イチローの向上心が感じられますね!
そして、イチロー2度目の国民栄誉賞辞退辞退は2004年です。
MLBのシーズン最多安打を更新したことで再度打診されました。
イチロー2度目の固辞理由は、「今の段階で国家から表彰を受けるとモチベーションが低下する」でした。
現時点で区切りをつけたくないということでしょうか?
モチベーションを保ちながら常に前進し続けるイチローの姿勢が強く感じられますね!
イチロー3度目の国民栄誉賞辞退はなぜ?ネットの声を調査!
イチローの3度目の国民栄誉賞辞退について、ネットの反応はどうなっているのでしょうか?
いろんな感想や意見があるようなので、調査してみました。
イチローのこういうとこまじで好き
だから私はイチローさんを応援する。 プロ野球といえば、多く取り上げるのはセ・リーグのことばかりだった頃にパ・リーグの更に取り上げられないオリックスという地味なチームにいた選手だからこそ感じている何かがあるのだと思います。
国から賞をもらわなくても イチローさんの価値は日本人もアメリカ人もわかってます。
引退してもなお、イチローさんは真のプロフェッショナルなんだと改めて感じさせてもらいました。おそらく生きている間は受けるつもりは無いでしょうし、賞に縛られたくないと思われているところもあるのかなと。勝手な推測で騒がれるのは好きでないと思いますが、そう感じました。素敵に思いました。
イチローは絶対辞退すると思ってた。 彼にはこんなちっぽけな賞などどうでもいい。 むしろ人生の終焉までに野球の素晴らしさを世界中の子どもたちに伝えることが彼には価値があるのだということの表れだろう
ブレない格好良さ。 最近、国民栄誉賞の基準もよく分からないし、形だけの賞になってる気が少ししていたから、この揺るぎないスタンスは尊敬出来るなぁ。
イチロー3度目の国民栄誉賞辞退について、ネットの反応は好感を持っている人が圧倒的に多かったです。
松添要一さんが「権力が利用したがる国民栄誉賞などなくても、イチローは世界のスーパースターである」と述べているように、国民栄誉賞に対する批判や疑問の声も多くありました。
イチロー3度目の国民栄誉賞辞退の理由を予想!
イチローの過去2度の固辞理由から、現役引退したら国民栄誉賞を受賞するのでは?という声もあったようです。
そんな中、イチローは3度目の国民栄誉賞の辞退をしました。
イチロー3度目の国民栄誉賞辞退の理由とはいったい何なのでしょうか?
イチローの過去2回の固辞理由からは、向上心や現状に満足せずモチベーションを保ちながら常に前進し続けるイチローの姿勢 が強く感じられました。
また、ネットの声としては、「引退はしたがイチローの野球人生は終わっていない」や「野球の素晴らしさを世界中の子どもたちに伝えることにイチローは価値を感じている」などの意見がありました。
これらのことから、イチロー3度目の国民栄誉賞辞退の理由として
- 引退はしたが、イチローの野球人生は終わっていない
- 草野球などを通して世界中の子供達に野球の素晴らしさを伝える使命を達成するための途中段階にある
- これからまだまだイチロー自身の野球人生を極めていきたい
- イチローは国民栄誉賞の受賞を目標として設定していない
このようなことが予想されるのではないでしょうか。
イチローの美学とは?
イチロー3度目の国民栄誉賞辞退については、イチローの価値観も大きく関わっていると思われます。
イチローは、日米合算での安打記録を達成した時のインタビューで、自分の記録よりもそれを喜んでくれるファンの人やチームメイトがいることが嬉しいと語っていましたよね。
イチローにとっては、自分の記録の素晴らしさより誰かに喜んでもらえることの方が遥かに価値を感じるのでしょう。
また、イチローは引退会見で次のように語っていました。
結果を残すために自分なりに重ねてきたこと。
人よりも頑張ったということはとても言えないですけど、そんなことは全くないですけど、自分なりに頑張ってきたということは、はっきり言えるので
最後の最後まで自らがどれだけの努力をしてきたかについて明かすことはせず、謙虚で粋な美学を貫き通すイチローの姿にはただただ脱帽するばかりです。
イチローの凄さとは?
イチローについては、3度目の国民栄誉賞辞退のことだけに限らず、尊敬の声がたくさんあります。
そこで、イチローの凄さについても触れてみたいと思います。
イチローは、走攻守すべてそろった野球選手で 天才と称されていました。
プロ野球という様々な誘惑や嫉妬、抑圧、トラブル、ケガなどが渦巻く世界では、多くの有望選手が自分を見失い、能力を十分に発揮できず消え去っていくという現実があります。
そんな中、イチローは1日のすべての行動をルーティン化することで、徹底した自己管理を行っていました。
毎日同じ動きをすることで、自分の体に生じるわずかな違いに気づき、調整できていたのでケガも少なかったのでしょう。
そして、イチローは質の高さをどこまでも求めています。
1ミリの妥協も許さないからこそ登ることのできる前人未踏の記録を達成し、それでも向上心を忘れず謙虚に前進し続ける姿勢。
イチローの人格や強い決意のもとで人知れず積み重ねてきた時間を思い、多くの人が尊敬の念を持たずにいられなくなるのでしょう。
まとめ
今回は、イチロー3度目の国民栄誉賞辞退の理由を過去2回の固辞理由やネットの声から予想し、イチローの美学や凄さも調査してみました。
イチロー3度目の国民栄誉賞辞退の理由として、引退はしたけれど野球人生の終わりではなく、まだまだ野球を極め続けるということが考えられます。
イチローが国民栄誉賞の受賞を目標として設定していなかったということも少なからずあると思います。
謙虚で粋な美学を貫き通すイチローの姿にはただただ脱帽するばかりです。
イチローの凄さは、記録、自己管理能力、リスク管理能力、努力、技術力などいろいろありますが、イチローの人格や強い決意のもとで謙虚に人知れず積み重ねてきた経験が人々を惹きつけるのでしょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。