政府は新型コロナウイルスの感染拡大による緊急経済対策として、一律10万円を支給することを発表しました。
当初は収入が減少した世帯への30万円の給付ということでしたが、10万円の一律給付へと方向転換されました。
新型コロナウイルス感染拡大で、生活への影響を受けている方はたくさんいると思います。
10万円の現金給付について気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は
- 10万円給付の対象と条件
- 10万円給付の申請期間
- 10万円給付の申請書はいつ届く?
- 10万円給付の申請方法
- 10万円給付の必要書類
- 10万円給付の支給日
について調べてみました。
10万円給付の対象と条件!赤ちゃんや外国人とホームレスはどうなる?
まず、10万円給付をもらえる人の条件について確認してみます。
総務省によると、10万円給付の対象と条件は
国籍を問わず、4月27日時点の住民基本台帳に記載されているすべての人
とされています。
具体的には、
- 国内に住む日本人
- 3か月を超える在留資格などを持ち住民票を届け出ている外国人
が対象となります。
また、4月28日以降に生まれた赤ちゃんは対象になりませんが、28日以降に亡くなった人は対象となります。
ホームレスの人などで住民票の登録がなくなっていても4月27日時点で国内に住んでいれば、28日以降でも住民票の登録を行うことで対象となるようです。
10万円給付の申請手続きはいつからいつまで?申請書はいつ届く?
10万円給付を受け取るための申請手続きはいつから始まるのでしょうか。
いつまでに手続きをしなければいけないのか申請期限についても気になります。
申請の受け付けを開始する日は各市区町村が決めることになっていて、可能な限り速やかに準備を進めるとされています。
それぞれの各市区町村によって10万円給付の申請の受付開始日は違ってきます。
各市区町村の具体的な申請の受付開始時期の決定に従ってください。
10万円給付の申請期限は、郵送での申請受付開始から3カ月以内とされています。
市区町村から世帯主宛に郵送されてくる申請書がいつ届くのかについても気になりますが、現段階では具体的な申請の受付開始時期が決定してから郵送が開始されると思われます。
ちなみに、熊本県産山村では4月27日(月)に申請書類を全世帯に郵送することがわかっています。
10万円給付を申請する方法と必要書類は?マイナンバーカードがない場合はどうする?
10万円の給付金を受け取るためにはどんな申請手続きをすればよいのでしょうか?
マイナンバーカードや必要書類についても気になります。
10万円の給付金を受け取るためには、住民票のある市区町村に申請する必要があります。
申請の方法は、新型コロナウイルスの感染が拡大するのを防ぐため、
- 郵送
- オンライン
原則2つの方式のいずれかで行われます。
郵送
市区町村から世帯主宛に郵送されてくる申請書に、必要事項を記載して返送する方法です。
世帯主がマイナンバーカードを持っていなくても郵送での申請ができます。
申請書には、あらかじめ、家族全員の氏名や生年月日が印刷されていて、世帯として受け取れる合計金額がわかるようになっています。
申請書の情報に間違いがないかを確認して、
- 氏名
- 生年月日
- 現住所
- 振り込みを希望する
- 自分名義の金融機関の口座情報
などを世帯主が記入します。
郵送による申請の手続きで必要な書類は
- 申請者の本人確認ができる書類のコピー(運転免許証やマイナンバーカードなど)
- 指定した口座を確認できる書類のコピー(通帳やキャッシュカード)
の2つになります。
市区町村から世帯主宛に郵送されてくる申請書に2つの必要書類を添付して返送すれば、家族分の給付金がまとめて振り込まれます。
病気などの理由で世帯主本人が対応することが難しい場合は、代理人が申請したり、給付金を受け取ったりすることができます。
金融機関の口座がないなどのやむをえない事情がある人は、窓口で直接申請書を出して後日、給付金を受け取ることもできるということです。
オンライン申請
世帯主がマイナンバーカードを持っている場合は、オンラインでの申請手続きもできます。
オンラインでの10万円給付の申請手続きにはマイナンバーカードが必要です!
オンライン手続きは、マイナンバー制度の専用サイト「マイナポータル」上で行います。
スマートフォンのアプリやカードリーダーなどでマイナンバーカードの情報を読み取り、ログインして、郵送での申請と同様に口座の情報など必要事項を入力します。
そして、口座を確認出来る書類の写真をアップロードすれば、申請が完了となります。
申請者のマイナンバーカードを読み取って情報送信するので、本人確認が出来る書類の提出は必要ありません。
給付金10万円についてのご案内がテレビでやってた📺
いつもらえるの?申請方法は?
申請書が世帯主の住所に送られてくるらしい🤔フムフム#給付金 pic.twitter.com/5aJiYUgE6A— にこくん@なんもしない人は外出を自粛してます😴 (@3FIIlhC2t4uZ8GT) April 25, 2020
10万円給付の支給日はいつ?全国最速で5月1日!
10万円給付を盛り込んだ国の本年度補正予算案は30日に成立する見込みです。
10万円給付はいつ受け取れるのか、支給日が気になっている方もいるのではないでしょうか。
10万円支給の開始日も各市区町村が決めます。
総務省は「緊急経済対策の趣旨を踏まえ、可能な限り迅速な支給開始を目指す」としていますが、人口規模が小さい自治体では5月から給付が開始できるとの見通しが示されています。
実際に熊本県産山村が青森県西目屋村と並んで全国最速5月1日から給付を始めることがわかりました。
まとめ
今回は、10万円給付はいつから申請されるのかやオンライン手続き方法とマイナンバーカードがない場合などについて調べてみました。
10万円給付の対象は、4月27日時点で住民基本台帳に記載されたすべての国民とされています。
国籍は問いません。
10万円給付の申請の受付開始日は、それぞれの各市区町村によって違ってきます。
10万円給付の申請期限は、郵送での申請受付開始から3カ月以内とされています。
各市区町村の具体的な申請の受付開始時期の決定に従ってください。
10万円給付の申請方法は「郵送」「オンライン」のいずれかで行われます。
世帯主がマイナンバーカードを持っていない場合、郵送での申請ができます。
10万円給付の支給についても各市区町村で決定し、緊急経済対策の趣旨を踏まえ、可能な限り迅速な支給開始を目指すとされています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。